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売電について

 太陽光発電で余った電気は電力会社が買い取ってくれます。

余剰電力買取制度といいます。

エアコンを使わない季節で、晴れていれば大抵の場合、発電した電力より使用電力が小さくなり余ります。

余った電気を電力会社に売ることによってさらなる光熱費の節約が期待できます。 

 2012年現在、住宅用太陽光発電の買い取り価格は、1kwあたり42円です。

 1kwあたり42円が高いか安いかあまりピンと来ないと思いますがこれはかなりお得です。

電力会社からの明細を見てもらえればわかりますが、我々が電力会社から買っている電気代が1kwあたり25円ぐらいです。

電力会社は42円で電気を買って25円で売るということになり赤字です。とはいっても赤字の部分は、国の税金で負担ですが。

 2011年4月までは1kwあたり48円でした。買取額は、改定ごとに下がっていくと思われます。

しかし、申し込み時点の売電価格が10年間適用されるため売電価格がお得な今のうちに初めておけば、将来、値下がりしても10年間は安定した収入になります。

 ここまでの話は、太陽光発電を単独で使用した場合の売電価格です。

注意が必要なのは、太陽光発電と他の自家発電を組み合わせた場合売電価格は下がってしまいます。

例えば、エネファームなどのガス発電や日産リーフなど燃料電池や蓄電池と一緒に太陽光発電を利用した場合です。

この場合1kwあたり32円になります。

太陽光発電だけでは、夜間や悪天候の時は発電しませんので災害時や夜の停電に備える場合は、蓄電との併用が必要です。

しかし、資産運用として太陽光発電を設置する場合は、単独で設置した方が良いです。